1970年生まれ、福森和歌子の思い
今日は政治活動を始めてより強く思うようになったことを記します。
私は就職氷河期が始まった1993年に就職活動をしました。100社を超える会社にハガキ(今でいうエントリーシート)を送り、毎日リクルートスーツを着て就職試験を受けてまわった夏を今でも覚えています。「男女雇用機会均等法」に励まされ、頑張って頑張ってようやく就職でき、その後必死で働いてきました。苦しいことばかりではなく楽しいこともたくさんありました。
選択的夫婦別姓制度を希望し結婚を待ちましたが、法案化されず、あきらめて現法に従い婚姻。育児+家事と仕事の両立に悩む友人女性たちの姿に、自身も不安を感じる日々がありました。子どもは授からなかったけれど、育児・介護休業法が改正されても、悩む女性が減らないことに歯がゆい思いをしてきました。
そんなふうに頑張って生きてきた、しっかり歩んできたはずの30年が、「失われた30年」と言われています。とても残念です。私は、みんなが頑張って生きてきた30年を「失われた」なんて言いたくありません。
これからの30年を、「失われた」なんて言わせない!、「良かったね」とみんなで言える、そんな社会をつくっていきたいと思います。1970年生まれ、福森和歌子、まだまだ頑張ります!