あっというまに

ついこの間2025年が始まったと思っていたら、あっというまに12月です。今年1年ありがとうございました。
衆議院では、経済産業委員会と地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会に所属し、今年(2025年12月3日現在)は、11回質疑に立たせていただきました。中でも、経済産業委員会で「下請代金支払遅延等防止法及び下請中小企業振興法の一部を改正する法律案」「円滑な事業再生を図るための事業者の金融機関等に対する債務の調整の手続等に関する法律案」について質疑できたことは思い出深いです。
「下請法」についてはかねてより取引先企業への過度な価格交渉や支払遅延について、もう少し厳しくしてもいいのではないかと考えていたこと、また価格転嫁が行いやすい環境をつくることで賃上げにつなげていくことを願っていたので、中小企業の皆さまよりお聞きしたご意見や自分の思いを質疑の場でお話しできたことはとてもありがたいことでした。いよいよ来年1月から「中小受託取引適正化法」(改正下請法)が施行されます。価格転嫁が促進され支払い遅延も激減することを願っています。
「円滑な事業再生を図るための事業者の金融機関等に対する債務の調整の手続等に関する法律案」は、公正な第三者の関与の下で、金融機関等である債権者の多数決(議決権の総額の3/4以上の同意等)及び裁判所の認可により、金融債務に限定して、当該事業者の債務の権利関係の調整を行うことができる手続を整備するものです。全会一致でなくてもよく、早期に事業再生に着手できるのでよいのではないかと思われますが、事業再生には取引先や従業員の理解や協力も必要と思う私は、金融機関のみ・金融機関が先でいいのか問いました。金融機関の役割や重要性、議決権の総額の3/4以上の同意がよいことについて理解し、案に賛成しましたが、従業員を守ることについて附帯決議に盛り込んでいただきました。
福祉の充実や、地元の経済、文化の活性化を願い、活動しておりますが、こちらはまだまだ。一層頑張らねばなりません。今は、障害児福祉に係る所得制限の撤廃や、高額療養費制度の見直し等、様々な福祉の問題について、超党派或いは党内の議連に入り、勉強&議論を重ねております。
12月も精一杯頑張り、2026年を躍動の年にしていきたいと思います。引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

